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かんの虫。

2006.01.09 23:30|京都整体日記
 子供のころの強烈な記憶の中に、かんきりがある。

 何度か、母に手を引かれて連れて行かれた。

 おぼろげな記憶では、昭和初期のような風景の中、
小さな家の前に人が並んでいて順番を待っている。

 ならんでいる子供は皆恐怖で顔がひきつってる。

 僕の番がきた。

 目の前には魔法使いみたいなおばあさんが、
カミソリをもって座っている。

 僕の指をもって、第一関節あたりを、カミソリで、

 ”ギリッ”と切る。

 赤黒い血があふれてくる。

 「ほら、悪い血がたまってたんやで」

 「これで、カンの虫がおさまった」とおばあさんはいった。

 
 これが効いたのか、効かなかったのか、今もってさっぱりわからない。
 覚えてるのは、ひたすら怖かったことと、帰りにオモチャを
買ってもらったことぐらいか。

 友人に話しても、そんな怪療法聞いたこともない。という。

 あの”かんきり”はいったい何だったのだろう。



 

 



 

 
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プロフィール

院長 いなむら

  • Author:院長 いなむら
  • ■ 京都市内で、
    ”慢性痛専門”整体院
      京都コンディショニングを営む。

     体の奥深さと向き合う毎日。

     http://kyoto-seitai.com/

      
        
      
       


      
       



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