愛知県から同じチームの友人の紹介でご来院のHさん。
一年まえからオスグット病を発症し、だましだましサッカーの練習をされてましたが3週間ほど前に、痛みがピークに達したため来院されました。
屈伸は90度ぐらいまでまげると限界でそこからは曲がらない状態。
問診と動作での痛みの確認のあと、体を診ていきます。
腰部を中心に体が崩れ、下肢に影響を与えている感じです。
骨盤、腰椎の影響で下肢の疲労の蓄積がかなり大きい状態。
脊椎の側彎も足の疲労に影響を与えているようですが、施術としては、
蓄積は多いけどそれほど難しくないパターン。
腹部からのストレス系の緊張が原因の大半をしめます。
順序よく解除し、反応がなくなるまで並行処理して確認。
「あっ・・・曲がります」
「曲げきると、膝の下が詰まったような感じがあります」
隠れていた緊張層が反応するので、それを根気よくとっていって確認。
「大丈夫です。曲げてもいたくなくなりました」
10日後、2回目
「かなり良くなりました。でも練習してると、まだたまに痛いときがあります」
前回同様の蓄積パターンですが、隠れていた緊張層がどんどん出てきている感じです。
痛みみがある状態でかなり我慢してサッカーをしてたのが伝わってくるような蓄積の仕方ですね。
腰だけでなく肩、首付近まで蓄積しています。
膝の半月板、恥骨結合のズレを解除して確認。
「押した時の痛みもないです・・・」
かなり強く押しても大丈夫そうです。
問題ないと思いますので、、これで一旦様子を見ていただくことにして終了しました。
「こんな簡単によくなるなら、もっと早く連れてきてあげたらよかったです!」
と帰りがけお母さんがおっしゃいました。
オスグットといっても人によって全く違いますから、
誰もが1,2回でよくなるとは限りませんが、成長が終わるまで治らないというのはありえないので、
なるべく早く治療するのがいいと思います。
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